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2018年 4月 26日 後輩の後輩たちへ
こんにちは。浅見です。ここで挨拶するのも今日が最後となりました。
私はゴールデンウィーク後にここ、東進ハイスクール西新井校を卒業いたします。
本日は最後のブログということで、思いの丈を余すことなく書き連ねていこうと思います。タイトルが皆さん直球に時間の使い方関連になっている中あえて異なるのはそういう理由です。
まずは、私からも時間の使い方について語っておきましょう。
正直なところ、高校2生の時秋くらいまでの私はあまり隙間時間を有効に使えていませんでした。
しかし、高速マスターが進まず、これはヤバいと気づき(正確には当時の先輩方の物凄―い圧力(苦笑)もあり)、態度を改め始めました。
工夫した点は主に2つです。
1.通学時間を勉強に充てる!
→まあ、テンプレですよね。でもとても大切です。通学時間で高速マスターは数百問は出来るし、社会の暗記もできます。大学生となった今は、宿題を帰りの電車で終わらせることすらあります(ドヤァ)。
2.休み時間を「ダラダラ」過ごさない。
→自分の学校は休み時間に限りスマホが使用できました。それゆえ10分休みや昼休みを使って、テキストの問題を解きなおしたり、高速マスターを実施していました。これは他の校舎に通っていた同級生も同じでしたね。高マをやりまくって周りをドン引きさせていました(笑)
これだけでも、目に見えて効果は表れますよ。
皆さんも、これまで無駄にしてきた時間を使って周りに差をつけてください!!
それでは、ここから先は最後の言葉を記そうと思います。
皆さんに伝えたいことは、
・自分の未来は自分の意志で決まる
・努力できれば、様々なことが良い方向に向かう
・人との縁を大事に
大きく分けてこの3つです。
具体例として、今から私の東進での経験を書いていきます。
私がここ、東進ハイスクールに入会したのは2015年9月、夏期招待講習を経て、高2の2学期に入会しました。
その当時の私は本当に何事にも無気力で、「周りが予備校に次々入っているし、親もうるさいしそろそろ行かなきゃ」位の意志しかありませんでした。正確に言えばそれすら親の半強制力のおかげなので自分の意志など微塵もありませんでした。
しかし、これがどん底に居た私を変えるきっかけになったのです。
…そうは書いたものの、すぐには何も変わりませんでした。GMの日しか登校しない、受講も高マも全然やらない。当然の結果です。
もちろん親と先輩方は黙ってはいません。親には怒られ、先輩方も相当私に手を焼いていたようで、結構厳しいことも言われました。このままじゃヤバい。それはわかっていましたがそれでもなお完全に態度を変えていたわけではありませんでした。
その矢先、私は1人の人と出会いました。いえ、再会した、という方が正確です。
その人は小学校が同じだった幼馴染で、高2冬のGMで同じチームになったのです。
自分で言うのも気が引けますが、私は小学校の時は運動音痴だった分、勉強には精を出していて周囲からも博識と評されていました。彼女もおそらくそれを覚えている。
今の自分を見せるわけにはいかない、変わらなきゃ。
親や先輩方が私の態度を変えるパズルのピースを必死に組む中、見つからなかった最後の一かけらがこの時、埋まりました。
それからは、少しずつ頑張るようになりました。閉館まで残るように努力した。高マを必死にやった。
勿論、上手くいったことばかりではありませんでした。周囲が最難関の大学ばかり志望しているのに流されて、自身の志望校が決まらず勉強のモチベーションが下がり、結果的に理科の完全修得が本番ギリギリになってしまったことを筆頭に、失敗したことも多数あります。
また、高3の1年間は本当に不安で、友人との衝突が増えたりもしました。
こうして私の大学受験は、第一志望にあと一歩及ばずという、結果に終わりました。
その後、担任助手になってからは必死の毎日でした。大学の成績を優秀に修めなければいけない。責任を持って見ないといけない後輩が出来た。もがく様に毎日を過ごしました。
授業の復習、業務の暗記、様々なことを覚えるために毎日勉強、努力、勉強、努力、勉強、努力。
そんな日々を半年ほど過ごしたとき、私は自分の大学受験の失敗、そして高校生活が上手くいかなかった原因が分かりました。
それは、自立していなかったからです。
そもそも、自分の将来をしっかり考えられていれば予備校に行く選択も、志望校も自分で決められていたはずです。それが出来ていなかったのも、自分のことを完全に捨てていたからだと今では確信しています。
そして、高校時代はこういう病んだ性格で周囲と距離が出来たこともあります。(卒業時までに然るべき仲間たちとは元に戻りましたが。)
大学に入って、我武者羅にいろいろな物事に挑戦するようになってからの方が、毎日が楽しく(辛い日々もたくさんありましたがね!)、充実していると思いました。果たして、自分の学校の成績も結構よく、TOEICも1年間で600点から745点まで点を伸ばせました。
一通り書き連ねた所で、最初の3つの事柄にもう一度触れておきます。
・自分の未来は自分の意志で決まる
→目標を明確に持ち、努力して大きな花を咲かせることもできます。しかし、高校生時代の私のように自堕落に過ごして、何もしなければ咲くはずの花を根絶やしにしてしまいます。
・努力できれば、様々なことが良い方向に向かう
→なぜか。生活が充実するからです。そもそも何もしない暇な時間を過ごすより、勉強や趣味に投球する時間を増やした方が、生きがいを感じるとは思いませんか?
そうして人生が楽しくなれば、次はこれ、と継続していろいろなことに挑戦できますよ。
・人との縁を大事に
→今の私があるのは、親、校舎長、お世話になった先輩方、先の幼馴染、同期スタッフ、そして教えていた後輩たちがあるからです。(もちろん、学校関連の人もそうですがここでは省略させていただきます。)
特に私を変える決定的なきっかけとなった幼馴染、指導してくださった先輩方と校舎長、必死に努力してわたしに勇気をくれた後輩たち、そして両親にには感謝しきれません。
70億人を超えた世界の人間の中で、出会うのは奇跡です。その出会いすべてに意味はあるはず。
それが悪い仲でも、良い仲でも。
ぜひとも、いま一度周りの人との出会いに感謝してください。(GMの出会いもです!切磋琢磨できる大事な同級生ですよ!)
私は現在、教職課程を修めるために、筑波大学に移籍しています。
やっと、夢のスタートラインに立てたと思うのと同時に、1年間お世話になった理科大や、自分を見つめなおすきっかけとなった東進に心の底から感謝をしています。この1年が無ければ、今の私は有りません。卒業研究の題材も大方決まりました。
私はだいぶ遠回りをしました。しかし、努力して掴み取ることを、中学受験の時以来に思い出しました。
皆さんも、自分の夢を掴めるはずです。
少しは休んでもいいです。ですが、決してあきらめず、まずは第一志望校の合格を勝ち取ってほしいと、願っております。
私も夢にまっすぐ生きて、大事な教え子の皆さんや、お世話になった先輩や同期の皆さん、各地に居る同じく努力家の友人たちや誇らしい後輩たちに顔向けできるように、今後も頑張っていきたいと思います。
それでは皆さん、1年間ありがとうございました。
また会いましょう。
ようよう暑くなってきた西新井校にて。
2018年4月26日
浅見理王
明日の開館時間
11:30-21:45
明日のブログ
鄭担任助手